2021年の思い出

しゃかいじんはちねんめ

去年は https://eagletmt.hateblo.jp/entry/2020/12/31/114259

仕事

去年は SRE グループを2つに分けてみたが、結果的にこれはうまくいかずに再度1つの SRE グループという形になった。失敗の原因はいくつか考えているが、ここは振り返りや反省の場ではないので書かないことにする。1つになった SRE グループで再びリード業をやりつつ、個人としては引き続きレガシーを倒していた。具体的にはレガシーとされていた VPC を消したり、同時に CentOS も消滅したり、Consul を廃止したり、これらの廃止のための諸々の移行作業といったかんじのことを主にやっていた。

今年はオフィスの移転が大きな変化だった。全く近場ではないみなとみらいへの移転となり、通勤にかかる時間が劇的に伸びた。 これと同時にリモートワークではなくオフィスにくるようにというメッセージが強化され、自分も週に1、2回オフィスに行っている。多くの通勤者とは逆方向の移動になるので電車に座れないとかはなく通勤に苦痛は無いんだけど、単純に時間がかかるので自分の時間を維持しようとすると勤務時間が足りなくなるという状態になっている。 かといって自分自身はリモートワーク縮小には否定的ではなくやや肯定よりのニュートラルな気持ちでいる。完全な廃止はされてほしくないけど、かといって全員にリモートワーク適正があるわけではないので、リモートワーク適正に関係なく人を集めたいなら最低限のラインを決めつつ選択性がいいのかなぁというところ。 自宅のほうがすべてを自分好みにできてオフィスよりも自分に合っている椅子、机、モニタ、室温で仕事できるし通勤に時間をかける必要も無いけど、仕事終わりに突発的に飲みながら話したりマリオカートライブホームサーキットが突然始まったりする良さも捨てがたい。 ただ、リモートワークを縮小するならなぜ移転先が都内ではなくみなとみらいなのかという点は納得してないが……

移転とリモートワーク縮小がきっかけなのか他の要因と重なってかは分からないけど、事実として自身のチームや身近なチームからの退職者が相次いだ。悲しい方向ではあるけど自分が中心に去年からやっていたレガシー倒しが現実的な効果を出すことになった。 そんなこともあって、今年の後半くらいからは採用関連で色々やってみたり現在の状況に適した組織構造について上長と話したりと人事関連 (?) にも少しずつかかわるようにしていった。 ソフトウェアエンジニアなんだからずっとコードを書いていたいという話題が Twitter では定期的に流れてくるけど、もちろんそういう志向の人がいるのは全く不思議じゃないし非難されるようなものではないけど、自分に何が向いてるのかなんて分からないので興味と機会があれば色々やってみるほうが自分は良いと思っている。そのために別の状況を求めて転職とかもよくある話だと思うけど、幸か不幸か会社の状況がどんどん変わっていくので、転職の手間をかけずに様々な経験をできている。 とはいえ去年と今年はだいぶ守りに偏ってしまっていて、去年はまぁ他のチームメイトに攻めてほしくて自分は守りに入ることにしたというところはあるけど、来年は死なない程度に守りを薄くしつつ自分も攻めたいですね。

引っ越し

今年の3月に引っ越しをした。旧居には社会人になったときから住んでいたので、7年間くらい住んでいたことになる。 オフィス移転とタイミングが近いのでそれに合わせての引っ越しだと思われがちだけど、実際は全く関係ない。オフィス移転しそうという噂は聞いていたけど時期も移転先も知らなくて、新居の契約を結ぶまであと数日というタイミングでオフィス移転の時期と移転先を知ることになっていた。なので当時そのまま契約するか結構迷ったけど、みなとみらい周辺で探してみても家賃相場は全然安くないどころかやや高いくらいで、結局そのまま契約してオフィスには1時間ちょっとくらいかけて通勤することになっている。

引っ越しのきっかけは収入がそれなりに増えてきたところに新型コロナで家にいる時間が増えたので家に金をかけたいと思ったことだった。 社会人になるときにオフィス近くで選んだところなので、まぁ狭いし設備もそんなによくないところに住んでいた。何なら学生時代よりも少し悪いくらいのところだった。 平日日中はオフィスに行ってゲーセンに寄ったり外食したりして帰ってくるような生活だと自宅が狭くてもそこまで不快じゃなかったし、契約更新のたびに少しずつ安くなっていったので引っ越すモチベーションがあまり上がっていなかったけど、リモートワーク中心で遊びに行ける先も少ない生活ではさすがにストレスが大きくて引っ越しすることにした。 バス、トイレ、洗面台が独立していて一定の広さがあって近くにゲーセンがあって…… みたいな条件で探すとオフィス付近には無いので家賃補助は早々に捨てる判断をして、ゲーセンの分布を見つつある程度知ってる土地から探していっていま住んでいるところに決めた。 許容範囲ギリギリくらいの家賃にはなってしまったが今のところ家計は大丈夫そうだし大いに満足している。 ただ、将来新型コロナが完全に収束して家にいる時間が減ったらまた違う条件で引っ越し先を探すかもしれない。

引っ越しをきっかけに家具にも少し興味を持てるようになってきた。少し快適になるようなものを買って置くような余裕ができたので、とりあえず実用面で良さそうなものを試していきたい。 雑なおたくグッズ置き場として https://www.amazon.co.jp/dp/B08BC71B9V とか良かった。有孔ボードで色々吊るせる上にスチール製なのでマグネットもつく。

趣味

音ゲー関連では CHUNITHM が無事虹レとなった。大型アップデートにより値は大きく変わったけど、虹レはそれより前に達成していたしレート値はほぼ +1 されていたので、順当に成長して虹レになったと言えると思う。最終的に MAX 16.16 まで上がったのは 120fps 化で見え方が変わった影響も大きいかもしれない。感覚的なところだと4鍵なら指押しが求められる階段や乱打をちゃんと押せるようになってきたと思う。5鍵以上は分からん。あとは餡蜜でとるというテクニックもできるようになってきた。 つい先日混沌もギリギリ S に乗せることができ MASTER 全譜面で S をとれたかと思いきや、大型アップデート時に追加された XL TECHNO -More Dance Remix- で S を取れずに泣いてます…… これどういう練習したらできるようになるの。 オンゲキのほうのレートは MAX 15.37 まで上がったので順調に上達はしてそうなんだけどなんかあんまり上手くなってる感が無いんだよな……

今年やったゲームで面白かったのは、マニフォールド ガーデン、メトロイド ドレッド、真・女神転生Ⅴ、アンリアルライフ、メルヘンフォーレスト、Tales of Arise、喫茶ステラと死神の蝶、PARQUET、異世界酒場のセクステットあたり。あとは一応ドーナドーナも今年分に含めておく。 リメイクも含めるとスーパーマリオ 3Dワールド + フューリーワールド、ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD、ポケモン BDSP も。 マニフォールドガーデンは新鮮なパズルゲームで面白かった。3D 酔いはしやすいけど。 元々人気のあるシリーズだけど一作もやったことなくて今回初めてプレイして面白かったのがメトロイドドレッドと Tales of Arise。メトロイドドレッドは思ってたより死に覚えゲーだったけどやり直しがそこまで苦じゃないところが良かった。 Tales of Arise は PC にホリの GC コン繋いでやったけどストレス無く楽しめた。ストレスが無さすぎて戦闘が単調すぎるようにも感じたけど、難易度を上げたらまた変わるのかもしれない。 ドーナドーナは独立して感想を書いた https://eagletmt.hateblo.jp/entry/2021/01/19/024517 けどまじで面白かった。それだけに続編が絶望的になってしまったのが悲しい…… PARQUET と異世界酒場のセクステットは手軽に楽しめるギャルゲ、エロゲです。異世界酒場のセクステットは全年齢版を Steam で売って公式サイトで R-18 パッチを無料配布するという形式をとってるんだけど、これアリなんですね…… Steam で買えると楽なのでパクってほしいけど、全年齢版も同時に作ることになるのでフルプライスのエロゲでやるのは難しいか。

趣味開発では envchain 代替を書いたのが大きかったかな https://eagletmt.hateblo.jp/entry/2021/04/23/001333 。プライベートでは envwarden を使っているし仕事では envop を日常的に使っている。

イベント関連だと今年は少しずつ復活してきているように感じる。プリティーシリーズ系のライブは現地開催あったし、イロドリミドリのライブも現地があった。無声なのが悲しいけど配信との差でいうと音響が良いという差は大きいかも。 音響と言えば最後の VIRTUAFREAK にも行った。バーチャルに関係あるようなないような音で満ちていてよかったですね。 バーチャル関連だと HIMEHINA が元々すごく好きなんですがオンラインのみになってしまったライブもとても良かったですね…… 期間限定でいつ消えるか分からないけどダイジェスト版的なものが https://www.youtube.com/watch?v=b4JBZG7_UHA に残っている。 新型コロナのことがなければ藍の華は去年の全国ツアーの予定だったので、またそういう企画が出てくるようになってほしい。