2023年の思い出

しゃかいじんじゅうねんめ

去年は https://eagletmt.hateblo.jp/entry/2022/12/31/165730

仕事

今年は会社の状況が大きく変わった年だった。退職勧奨やレイオフ、その変化による自主的な退職でとにかく人が減った。それによって自分の仕事にも当然変化があり、今年の後半はイギリスにいるメンバーとコミュニケーションをとる機会が増えた。その関係で一週間ほどイギリスに滞在する機会もあった。海外に行くのは2019年のシアトル以来で、シアトルもなかなか遠かったがイギリスは更に遠い。イギリスは楽しめたが14時間のフライトは拷問以外の何物でもない。

イギリスにいるメンバーとコミュニケーションをとる機会が増えたということは英語でコミュニケーションをとる機会が増えたということで、これが自分にとっては大変だった。Slack や GitHub で英語話者とコミュニケーションをとる機会は今までもあったが、頻度が増えた上に英語の長文 issue やドキュメントを読むのがとにかく遅いのが困る。ソフトウェアエンジニアだと日本人でも AWS コンソールを英語で使ったりスマートフォンを英語で使ったりしている人は普通によく見るが、自分は公式の日本語版がある場合は基本的に日本語版を利用している*1。自分は長い文章については一度全体を流し読みしてから重要そうな箇所を精読し直すような読み方を日本語ではよくしていて、それを英語でできるだけの力がないので日本語と比較して読むのにすごく時間がかかってしまう。英語の力を高めたい気持ちが無いわけではないが、英語メインで仕事をしたいかというとそれは全く無いので、モチベーションが難しい。仕事で必要だから JavaPython に詳しくなりたいけど、別に積極的に JavaPython を使いたいわけでは全くないよな…… みたいなところに英語もある。いや JavaPython よりはもうちょっとモチベーションは高いか。

趣味

ブルーアーカイブは引き続き継続できている。今年の頭には最終編という大きなコンテンツがあって、世間的 (?) にもめちゃくちゃ盛り上がってたと思う。一方で盛り上がりすぎて、一部の変なファンが目立ったりリアルイベントに人が多すぎたりで、数年前のホロライブみたいに急速に自分の興味を失う不安もある。まぁゲーム本編がちゃんと面白いのでゲームをやらなくなる心配はしていない。

あとは崩壊スターレイル (スタレ)、ワールドダイスター夢のステラリウム (ユメステ) と日常的にやるソシャゲが増えた。どちらもリリース初日でこそないがリリースから近いうちから始めた。スタレは PC でプレイできて画面がとても綺麗なのと、原神よりも攻略がだるくないのが気に入っている。対人でランキングを競う要素が無いのも気楽でよい。ユメステはスマホリズムゲーに欲しいものが全部詰まっているのが良い。最高難易度帯になると突然3本以上の指を使う必要がでてくるがずっと2本指だけでやってきた人が3本以上に慣れるためのほどよい難易度の譜面が無い、というのがスマホリズムゲーあるあるだと思うが、ユメステは3本以上必要な譜面を OLIVIER という別の難易度に隔離して、その中で低難易度から高難易度までレベル分けしてあるのがえらい。ただ、この特徴もプロセカ3周年で APPEND という形で実装されてしまい、独自性が早くも失われてしまったので、ちょっと今後が心配ですが…… ユメステはライブイベントも今年豊洲 PIT で行っていて、自分も行ったけどカバー曲無しでオリジナル曲だけという内容で、ゲームリリースから半年経たずにキャストが全員いるわけでもないのにそれができるのは結構すごいなーと思った。

あとはアイカツ10周年の映画とミュージックフェスタ FINAL も今年だった。映画はスタッフトーク回にも行って監督、脚本、プロデューサーのサインの入ったポスターが当たったのが本当に嬉しかった。今も部屋の目立つ位置に飾っている。

FINAL 1日目の冒頭に音響トラブルでダイヤモンドハッピーが中断されておたく大合唱になったり長い MC になったりしたのも良い思い出です。つい先日にフレンズ5周年のイベントがあったり Resound Stars のリベンジ公演があったように、アイカツシリーズの新作が止まってしまっても周年イベントは今後もあってほしいなぁ。5年刻みでも無印 (2012)、スターズ (2016)、フレンズ (2018)、オンパレード (2019)、プラネット (2020) で綺麗に毎年できるね。

他に今年行ったライブは Nornis 1st、i☆Ris 8th、Mia REGINA HEARTBEAT AGAIN、HIMEHINA LIVE 2023 あたりか。後半になるにつれてマスク無しで普通に声を出せるようになってよかった。Nornis は会社のチームメイトも行ってて面白かった。自分は主に戌亥、彼は主に町田目当てだったので今も穏やかな関係が続いています。Mia REGINA はラストライブということで、アイカツ共々今年に閉じたんだなという印象になった。どちらの最終ライブもとても楽しかった。HIMEHINA は今回も新たに別の友人を連れて行って布教した。安定感があるし万人に勧められるというかんじなので次のライブが早く決まってほし~。

音ゲー関連は実力的にもあんまり変わらず。CHUNITHM は今も頻繁に遊んでるが、オンゲキのほうは最寄りのゲーセンから消えたこともあってちょっと足が遠のいてしまっている。今年は自転車をよく使うようになったのでオンゲキのあるゲーセンに行くことも頻繁にあるんだけど、今の時期のように寒いとあまり自転車にも乗りたくないし、それとオンゲキに使う時間がスタレやユメステに変わってしまった感が無くはない。

今年最もプレイしたゲームはティアキンだった。一番面白かったのもティアキンと言っていいだろう。あとは先月末に出たばかりのゲームだけど TEVI https://store.steampowered.com/app/2230650/TEVI/ がとても面白かった。いわゆるメトロイドヴァニアと呼ばれるような 2D 探索アクション RPG をベースに、弾幕ゲーっぽい要素 (敵の攻撃が基本的に弾で、主人公の当たり判定が小さく、ボムで相手の弾を消せる) や格ゲーっぽい要素 (コマンド入力で攻撃) を足した盛り盛りなゲームになっている。自分は格ゲーに馴染みが無いのでコマンド入力せず基本的な攻撃のみで進めたけど。Steam のインディーゲーとしてはちょっと高めの値段だけど、その分ゲームボリュームはあるしサウンドも良いし日本語の声優がやたら豪華だったりする。

趣味開発は…… 今年はこれといったものは無いかなぁ。ISUCON13 で移植のお手伝いをしたくらいか。今年は Ruby と Rust の2つで移植を担当して、Rust のほうは去年までの Actix ではなく Axum を採用するというトライをした。自分が仕事や趣味で使うのもほぼ Axum 一択になってきている。Ruby にも何かしらのトライを入れたかったけど、Trilogy を使ってみるには mysql2-cs-bind 的な gem が無いのが苦しそうだったのと、RBS 対応をやってみようとしたけど Sinatra だと苦しそうだったので、ほぼ例年通りというかんじになってしまった。

*1:ただし AWS のドキュメントは除く