(ネタバレあり) アイカツスターズ! イリュージョン Show Time 感想

アイカツスターズ! の VR ステージ「アイカツスターズ! イリュージョン Show Time」を何度か見てきた。 http://www.aikatsu.com/stars/event/aikatsustars_illusionshowtime/

A パターンと B パターンの2つがあって、両方とも見た。実際のところ A と B の差分はそこまで大きくはなくて、曲目と順序や MC パートは共通で一部の曲で歌うユニットやコーデが違うという程度。

VR ステージ

VR ステージというのを見るのは初めてで、少し前にプリキュアでもやってるのを知ってたけど、実際に見たのは今回が初めて。 メガネをつけずに楽しめる VR ステージがどんなものか期待と不安があったが、実際に見てみるとすごくよく出来ていて感動した。 フル CG によるライブはテレビアニメとかアーケードとかで見慣れているわけだけど、VR ステージだと立体感が全然違うというのもあるし、テレビアニメだとカメラワークによってメインだけが映されていたりするものが VR ステージだと本物のライブのときのように常に全体をみわたせてそれぞれのよさがあった。 とくに MC パートではキャラクターの背後に影ができていたり、レイが話している間に観客のほうをきょろきょろして落ち着きがないきららがいたり、本物感を感じられた。スポットライトがあたっていないときの挙動にそれぞれのキャラクターの個性が出ているのがよい。

途中にファッション Show Time という撮影 OK のコーナーがあるのでそこでの写真。暗闇の中なのでうまく撮るのがむずかしい…… なんとなく後ろに影があるのがわかると思う。

映像の出来は大満足だったんだけど、あえて不満点を上げるなら前後の移動がほとんど無いことだろうか。キャラクター同士が交差することはあっても、前後の移動が極端に小さいように感じた。技術的制約なのかもしれない。 キャラクターが前に出てくるのに合わせて背景等が動くことで前に出てきてる感は出ていたけど。

ライブ

基本的に曲は全部ショートバージョンなんだけど、みんな大好き episode Solo だけがフルバージョンで、フルだとわかった瞬間に自分含めて会場全体でどよめきがおこった体験がよかったですね…… 荒野の奇跡ではステンドグラスが割れるシーンが VR でも再現されていてよかったし、舞っていた羽がラストで空中で停止する演出もかっこよかった。停止するのはアニメ53話ともアーケードとも違うので独自だと思う。

A パターンでは One Step がアニメ31話の SKY-GIRL バージョンで、個人的にはゆずこしょうのユニットが好きではあるんだけどこれはこれでよい。 またアニマルカーニバルではゆずとあこのバージョンで始まった後、途中できららが入ってくるという楽しい演出があった。ゆずといいきららといい、スターズになってからポップの自由なアイドルが好きになった。 一方 B パターンではアニマルカーニバルがアニメ42話のゆずリリバージョンだった。ありがとうございます。One Step はゆずこしょうバージョン。 それ以外の A、B の差分だと、Miracle Force Magic でツバサのコーデが変わっていたり、A ではみつばちのキスがゆめロラで B ではアニメ44話のまひロラバージョンだったり。どちらが好きかが諸説ありそうだけど個人的には A がより好きです。

その他

ライブシーン以外にもニコニコしてしまう場面がいくつかあって、リリィのステージが終わったときに壇上に出てきて甘やかしていくゆずとか、ファッション Show Time での香澄姉妹の掛け合いとか、エルザとかと立っているときららの身長が低めな点が目立ったりとか。 それとエンディングで2人ずつペアで登場して締めの挨拶をしていくところは外せなくて、最初いきなりひめツバが手を繋いで登場したときにヒッと声が出たけど、その後ゆずリリ、よぞまひ、あこはる、ゆめロラと全員手を繋いで登場して感謝しかなかった。 カプ厨にやさしい。