分離式キーボード MiSTEL BAROCCO MD600 を使ってみた感想

https://www.amazon.co.jp/dp/B01KN6VEYG/ これを買って3週間ほど仕事とプライベートで使ってみた感想。 先に結論を書いておくと、現在は使わなくなってしまった。

きっかけ

Nintendo Switch を発売日に手に入れてゼルダの伝説 BotW を楽しんでいたところ、プロコンのほうがより正確に操作しやすいと感じつつも、左右に分かれた Joy-Con での操作がとても楽であることを実感し、分離式キーボードにも興味を持って MiSTEL BAROCCO MD600 を買ってしばらく使ってみることにした。

前提

RealforceThinkPad のワイヤレスキーボードをよく使っていて、単純にキーボードとしては Realforce が一番良いと思いつつも、ThinkPadトラックポイントとワイヤレス (Bluetooth) も便利だと思って使っている。 どちらも物理的には JIS 配列のキーボードであるものの、論理的には US 配列として使っている、いわゆる物理 JIS 論理 US の状態。 余った無変換キーとか変換キーとかを Esc や Shift にリマップして使っている。 https://github.com/eagletmt/dotfiles/blob/master/dot.Xmodmap

良かった点

楽な姿勢で使える

そもそもこれを期待して買ったわけだけど、実際に左右に分かれていることでより楽な姿勢で使うことができた。個人的にはこれだけでも結構でかい。左右のキーボードをつなぐ付属の USB ケーブルがやたら短いのが気になったけど……

悪かった点

右手でも左手でも押したいキーがあるのに押せない

自分は b と y のキーを普段は両方とも左手で押しつつもたまに右手で押したりする。 左右に分離しているキーボードである以上、右側にあれば常に右手、左側にあれば常に左手で押さなければならない。これが結構きつかった。 y キーを右手で押すように矯正するのはそれほど大変ではなかったけど、普段左手で押してる b キーも時折右手で押していることに気付いて、これらを完全に矯正しきるのはなかなか大変そうだと思った。

物理 US のキーボードである

前提でも書いたけど、普段は無変換キーや変換キーを Esc や Shift にリマップしている環境で生きていて、それらができない時点でストレスがあった。 物理 US の環境は仕事で触れる機会もあるので一時的に使う分には問題無いけど、ストレスなく常用できるまではいけなかった……

一部キーが Fn と同時押しである

矢印キーやバッククォート、チルダを押すのに Fn と同時押しで厳しい。物理 US であることにも関連するけど、自由にリマップできるとはいえそもそもキーの数が少なすぎる。

うるさい

メカニカルキーボードうるさい……

まとめ

分離式で、JIS 配列で、左右に y と b キーがある、Realforce がほしい。