RubyGems 2.2 から拡張ライブラリのインストール先が変わったっぽい

ruby 2.1.0-preview2 に同梱されている RubyGems は 2.2 であり、このバージョンから拡張ライブラリのインストール先が変わったっぽい。まだ preview なので正式版でもこのままなのかはわからないけど…

今までは lib/ruby/gems/2.1.0/gems/foo-0.1.0/lib みたいなディレクトリが基点になっていて普通の Ruby のコードと同じ場所に置かれていたけど、RubyGems 2.2 から新たに lib/ruby/gems/2.1.0/extensions というディレクトリができ、lib/ruby/gems/2.1.0/extensions/x86_64-linux/2.1.0-static/foo-0.1.0 のようなディレクトリが基点になる。この変更に関係する pull-request はたぶんこれ https://github.com/rubygems/rubygems/pull/596

extensions 以下のディレクトリも自動的に $LOAD_PATH に追加されるので普通は影響がないはずだけど、lib 以下に拡張ライブラリも存在すると仮定した処理を行っている場合は動かなくなってしまう。 実際に msgpack-ruby がこれに該当していて、先週直されてた https://github.com/msgpack/msgpack-ruby/pull/22